「うずみ」とは「うずもれる」「うずまる」の意味で、ご飯で豆腐を覆い、豆腐がご飯の中に埋もれている状態、「うずもれている」がこの名の由来だそうです。使う御飯の種類によって方法は何種類かあり、炊き立ての御飯でも、蒸した餅米でも、白粥を使っても”うずみ豆腐”はつくれます。ポイントは、豆腐を充分温め、熱々の御飯を使うこと。アイデアを駆使してアレンジすることで、さまざまなスタイルを楽しめます。
うずみ豆腐は冬に修行僧が暖をとるために食べたり、茶の湯では納会(年末のお稽古納めの日)や利休忌(旧暦2月28日)などに供されるとのこと。忙しい時のせめてものおもてなしで、少ない器でさっと食べられるという意図もあるようです。

参考(一部引用):家庭画報.com
https://www.kateigaho.com/article/detail/131395